2008 9 No.401


山口県内企業経営設備投資動向調査(平成20年8月)

商談会参加による中国市場開拓


アンケート調査
  原油価格高等の影響調査

地域ニュース

  空家バンクと農地バンクの一体運用

寄 稿
  大地鳴動(6)

   −山口大学大学院理工学研究科教授 金折 裕司
  徳佐りんご
やまぐちの農林水産業の姿
 
徳佐りんご
 本格的な秋の到来と共に、阿東町の「徳佐りんご」が収穫のシーズンを迎え、 りんご園は多くの観光客で賑わっている。
 徳佐りんごの歴史は昭和21年に遡る。現在の徳佐りんご組合長・友清達一郎氏の実父が、郷里の防府に引き揚げ後、 鉄道や国道に近く流通面でも便利な徳佐で栽培を始めた。昭和41年には組合が設立され、約15,000本の木々が広がる、 西日本有数の産地を形成するに至った。
 当地は比較的寒冷であるが、青森や長野等の主要産地よりも温和で、りんごの糖度が高い反面、貯蔵が難しい。このハンディを克服すべく、 昭和30年代から観光農園化が進められた。今では8月中旬から11月末まで、約30品種のりんご狩りが順次楽しめ、毎年10万人が訪れている。 自家製堆肥による有機栽培等、安全・安心へのこだわりも強く、組合員(現在16名)は県より「エコファーマー」の認定を受けた。広島や福岡 でのキャンペーン等、PR活動も積極的で、今後一層のブランド向上が期待される。 *取材協力:農事組合法人徳佐りんご組合
りんご園