2009 1 No.405


新年のご挨拶 常務理事 有吉宏樹

特別寄稿
  2008年度の経済見通し 嶋中雄二
  世界金融危機の責めは、誰にあるか 市村真一

2008・2009年度 全国・山口県の経済見通し


アンケート調査
  県内企業の上京出張手段は、空港か新幹線か

企業紹介(55)
  山口放送株式会社

  下関ふく
やまぐちの農林水産業の姿
 
下関のフグ

 下関市地方卸売市場南風泊(はえどまり)市場はフグの取扱量日本一を誇っており、年間3,474トン(平成19年)取扱っている。フグの中でも最も味が良いのがトラフグで、漆黒の背に鮮やかな白い腹、尾の付根等に傷がなく滑らかなものが天然物の証しという。
 下関では、フグのことを「福」と通じることから「ふく」と呼んでいる。平成20年10月、特許庁の審査で「下関ふく」が地域団体商標として認められた。これより南風泊市場で水揚げされ、下関唐戸魚市場仲卸共同組合の組合員によって内蔵など有毒部分を除去(これを身欠きという)されたトラフグだけが「下関ふく」を名乗れることになった。その多くは、東京や大阪などの大消費地へ搬送されている。
 フグ漁は寒さの厳しい冬場が最盛期であるが、今シーズンは昨秋の解禁後、不漁による品薄が続いている。そのため、昨年暮れには天然物トラフグで19年ぶりに1キロ4万円の高値になったものもあった。

      *取材協力:下関市地方卸売市場南風泊市場 株式会社平越商店

下関ふく
身欠き(みがき)されたフグ