現在、山口宇部空港を発着する主な旅客機は、
東京線のボーイング767-300と、同ボーイング737-800の2機種。旅客機の最大の利点は、出発してから1時間25分で羽田空港に到着するスピードにある。
767-300は従来の767型機よりも胴体を長くして座席を増やした機種で全長54.9m、定員270人。767型機はコックピットから文字盤の計器をなくした
「ハイテク機」の草分け。一方の737-800は全長39.5m、定員165人と小型だが、2007年就航の最新機。燃料効率向上のために主翼先端につけられた小さな翼「ウイングレット」が目を引く。
1966年7月「宇部空港」(1980年4月「山口宇部空港」に名称変更)開港で始まった東京への定期運航は、最初はANA便の1日1往復だったが、
190年に2往復、1986年に4往復と徐々に便数が増加。2002年7月からJALが加わったことで、今では8往復となっている。
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