2010 11 No.427


調査
  山口県の空の玄関・山口宇部空港
  〜空港の利用促進や有効活用の取り組みの現状〜


地域ニュース
  甦った村野建築、旧宇部銀行館「ヒストリア宇部」

  渡辺翁記念会館外観
や ま ぐ ち の 近 代 化 遺 産
 
渡辺翁記念会館

 渡辺祐策翁は、1897年(明治30年)に宇部の 沖ノ山炭鉱を創業。炭鉱経営で得た資金を元に宇部新川鉄工所、宇部セメント製造、宇部窒素工業(後にこの3社と沖ノ山炭鉱が合併し宇部興産となる)、宇部紡績所、宇部電気鉄道、新沖ノ山炭鉱などを次々と興し、宇部市発展の礎を築いた。
 渡辺翁記念会館は、渡辺翁の遺徳を記念し、翁が関係した事業各社の寄付により建造されたもので、1937年(昭和12年)4月に竣工した。昭 和初期の重厚かつ歴史的建築美をもち、入り口には炭都を象徴する「鉱夫のレリーフ」がある。2005年(平成17年)には重要文化財に指定された。
 当会館を設計したのは建築界の権威、村野藤吾氏。宇部市とは縁が深く、市内には村野氏が設計した多くの建築物が現存している。

入り口の「鉱夫のレリーフ(浮彫)」
入り口の「鉱夫のレリーフ(浮彫)」

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